キャッシングの審査に落ちる

キャッシングやローンの審査をして落ちている人には何かしらの理由があるから落とされています。
基本的にどこの銀行や消費者金融でも審査の基準は同じですが、銀行は厳しい傾向にあり、消費者金融は比較的審査に通りやすくなっているでしょう。

どのような人が審査に落ちているのかがわかれば、あなたが審査に落ちている理由がわかるはずです。
一つずつチェックしてみましょう!

信用情報が原因で審査に落ちる事例

キャッシングやローンを申込んだ時に一番初めに審査するのが下記です。

  • 個人情報(氏名・生年月日・性別・住所・電話番号・勤務先名など)
  • 各種ローンやクレジットカード・携帯電話の割賦払い・奨学金などの契約状況や支払状況
  • 金融事故情報

これらの情報は、信用情報機関で管理されている情報で、貸金業者が共有している信用情報になります。

あなたが一度でもキャッシングやローンをしている場合、信用情報が載っているので、お金を貸す基準となります。

信用情報は5年~最長10年で記録が消えると言われていますが、実際には完済しても、解約しない限り情報は消えないとも言われています。
要するに、キャッシングできちんと完済して利用していないとしても、解約をしない限り情報は残り続けるということです。
悪い情報でなければ、あなたの返済能力を裏付けてくれるので審査も有利に運ぶので特に問題はないかと思います。

お金を借りたことがない人は、これらの信用情報が全くない状態です。
初めてお金を借りるということなので、比較的審査に通りやすいのですが、年齢を重ねている人の信用情報が全くない状態の場合、逆に審査に通りにくいということもあるようです。

他社借入額が多いから審査に落ちている!

他社からの借入額が多ければ多いほど、審査に落ちる可能性は高いです。
特に5社以上借入している人は、審査に通る可能性はかなり低くなるでしょう。

厳しい銀行系カードローンになると、3社以上借入している場合には審査に落とされるという厳しいところもあるようなので、借入額が多い人は注意が必要です。

また、借入総額が年収の1/3以上借りている人も審査に落ちている可能性があります。
現在は、総量規制がありますので、年収の1/3以上お金を借りることは出来なくなっています。

5社以上はキャッシングの審査は厳しいので、クレジットカードのキャッシング枠の方が審査に通りやすいという情報もありますが、そこまでお金を借りている状態でキャッシングを増やすと、返済できなくなる可能性が高いので注意しましょう。

収入と職業で審査に落ちている人!

お金は毎月返済しなければいけないので、安定的な収入がある人でないと審査に通ることはありません。

収入の審査の基準も銀行や消費者金融によって厳しさが違ってきます。
基本的には、毎月1回以上の給料や収入があれば審査に通ります。
しかし厳しい銀行になると、家族構成や家賃などまで考慮して、返済能力があるのかを審査しているようです。

消費者金融だとそこまで厳しく審査していないようなので、消費者金融のほうが審査に通りやすいといえるでしょう。

安定的な収入に、投資による収入を認めていないこともあります。
法人として投資しているのでしたら信用もありますが、個人投資家は信用が低くなる可能性が高いでしょう。

専業主婦は審査に落ちる?

専業主婦でも配偶者に収入があれば、審査に通ります。
しかし、消費者金融の多くは、専業主婦の方にお金を貸していませんと言っています。

専業主婦でもお金を貸してくれるのは、銀行系カードローンが多いです。

学生は審査に落ちる?

学生でも20歳以上で、アルバイトなどの収入があればお金を借りることはできます。

ただし、アルバイト期間が短すぎる場合には審査に通らない可能性が高いので、最低でも3ヶ月以上は働くようにしましょう。
銀行系カードローンは、保護者に保証人になってもらうこともあるようなので、消費者金融で借入したほうが良いかもしれません。

年金で生活している人は審査に落ちる?

年金受給者でもお金を借りることはできます。
しかし、業者によっては、年金だけでは融資できないと断っている業者もありますので、事前に確認しましょう。

年金と言っても、国民年金だとそこまで多く受給していないでしょうから、5万円借りれれば御の字と言ったところでしょう。
10万円以上融資されることは稀だそうです。

風俗・水商売だと審査に落ちる?

風俗などの水商売で働いている方は審査に落ちることがあります。

しかし、水商売でもお金を貸してくれるところはありますので、審査を申し込む前に確認するようにしましょう。
申し込みをまとめてやってしまうと審査ブラックになってしまいます。

その他の審査に落ちる条件とは?

その他に考えられる、審査に落ちる条件をいくつかご紹介します。
当たり前のこともありますので、注意して下さい!

在籍確認が取れない

在籍確認が取れないと審査に通ることは無いと言っても良いでしょう。

特に銀行系カードローンでは、100%在籍確認を取ります。
在籍確認が取れない場合には無職かウソをついていると思われても仕方がないので、事前に在籍確認を取れるように気をつけておきましょう。

在籍確認が取れにくい場合には、事前に時間を伝えておくことで、電話してくれるタイミングを合わせてくれる業者も多いので、相談しておくと良いでしょう。

申込時にウソが発覚した!

申し込みでウソをついているのがわかった場合には、100%審査に落ちます。

よくあることが下記です。

  • 名前のよみを違う読み方にする
  • 本人確認書類や収入証明書を偽造する
  • 他人名義で申し込みする

上記の3点をよく考えて下さい。
犯罪だと思いませんか?
特に本人確認書類を偽造することは、「公文書偽造罪」や「偽造公文書行使罪」になるでしょう。

警察に通報することは無いのかもしれませんが、偽造は犯罪ですのでヤメましょう。

過去に返済を滞っていた!

自己破産や債務整理をして、過去に事故情報が載っていた人が「5~10年以上経って、事故情報が消えた!」という人でも、社内の事故情報リストに載っている場合には審査に落ちることがあります。

また、完済しているとしても、返済できずに家族に返済してもらった人など、自分で完済していないという情報が残っている人は審査で落とすようです。

事故歴がなくて怪しまれる?!

「一度も金融機関からお金を借りたことがないから、クレジットカードでも車のローンでも住宅ローンでも収入があれば審査は通るでしょ!」
と思っていたものの、審査に落ちる。なんてことはよくあることです。

「何で?」と思うでしょう。
たぶん、昔だったら普通に審査に通っていると思います。
しかし、最近だといわゆる『真っ白』の状態でも審査に落ちてしまうことがあります。

なぜなら実績がないからです。
よく聞くのが、クレジットカードの審査に落ちるということ。

なぜ、真っ白なのに審査に落ちるのかは、実績がないから不安(怖い)という気持ちがあるのかもしれません。
特に40代50代で、一度も取引がない真っ白な人は、自己破産をして真っ白になった人だと疑われるそうです。

そういった場合は、信用情報を作るしか無いのですが、簡単に実績を作る方法をご紹介します。

だれでも簡単に実績を作る方法とは?

「クレジットカードの審査が通らない…。」ってことで実績を作らなければいけません。
「実績を作るためにキャッシングしましょう!」
と言われると「えー…。」となりますよね?

キャッシングも審査は通りやすいので実績を作るのは簡単ですが、もう少し簡単な方法があります。

それは、『携帯電話(スマホ)本体代金の分割払い』です。

今まで一度も借入したことがない30歳半ばの会社員の方が、クレジットカードの審査に通りませんでした。
その後、携帯電話の本体料金を分割払いで購入しました。
3ヶ月支払い続けただけでクレジットカードを作ることができました。

現在、携帯電話(スマホ)の分割払いは、1ヶ月毎に信用情報に記載されます。
1ヶ月3000円前後の機種代を払うだけで実績が作れるということです。

注意しなければいけない点は、支払いが遅れるとすぐに悪い(未払いの)マークを付けられます
「銀行振替で、入金が遅れて引き落とされなかった…。」というだけでアウトです。
1年に1つくらいならOKらしいのですが、これが続くとマイナスになりますし、支払いが終わってから5年は載ったままになってしまいますので、きちんと払い続けましょう。

最近では、携帯電話(スマホ)を分割払いにして、未払いの若い人たちが増えているとニュースにもなっています。
当然、事故情報(ブラックリスト)なのでクレジットカードも作れませんし、キャッシングも厳しくなるでしょう。
ローンなんてもってのほかです。

十分に理解した上で、利用しなければいけません。

まとめ

審査に落ちる人は何かしらの理由があります。

審査に落ちた理由を聞いても絶対に教えてくれません。
もし過去に返済を滞ったり、事故情報に載るようなことをした心あたりがある場合には、一度信用情報を調べたほうが良いでしょう。

信用情報を確認したい方はコチラを参考にして下さい。