お金ないけど引っ越ししたい

「お金がないから引越しできない。でも、絶対に引越ししなくてはいけない状況…。」
「子どもが産まれて部屋が狭くなってしまった。」
こんな時にどうすればよいのか?ということを考えてみました。

賃貸契約にかかる費用をできるだけ安くする

賃貸契約にかかるお金は下記になります。

  • 敷金
  • 礼金
  • 前家賃(最大2ヶ月分)
  • 仲介手数料
  • 鍵交換費用

敷金礼金

敷金・礼金は物件によって様々ですし、一番安くても敷金1ヶ月分はかかると考えておきましょう。

敷金・礼金は、関東と関西では大きく違いがあるようですね。
関東では敷金1ヶ月分は探せば結構あります。
ただし、築年数が浅いところやオートロックがついているようなところでは、敷金1ヶ月分で入れるところはほぼ無いでしょう。
逆に、礼金まで取られることがほとんどだと思います。

関西では、礼金を取られることが多いようで、東京と比べても礼金の金額が高く設定されているようです。
近年では徐々に安くなる傾向にあるようですが、西日本特有の文化があるようですね。

前家賃(最大2ヶ月分)

家賃は引越し予定日から月末までの分と翌月分の家賃を請求されることが多いです。
最大で約2ヶ月分かかるところもありますし、引越し予定日の当月分だけでOKなところもあります。
最低でも1ヶ月分はかかります。

仲介手数料

仲介手数料は、大手だとエイブルが家賃の半分となっています。
他の不動産業者は、ほぼ1ヶ月分だと考えておきましょう。
管理人が東京・埼玉に住んでいた時、10回ほど引越ししましたが、8回はエイブルで契約しました。
仲介手数料の50%は結構大きいので、エイブルなどの仲介手数料が安いところを選びましょう。

鍵交換費用

鍵交換費用は、絶対に支払わなくてはいけないというわけではないようです。
鍵の交換は、新しい入居者が入る前に交換しなくてはいけないということで、大家さんが負担するべきものなのですが、管理人が入居してきた物件は、9割くらいは鍵交換費用を負担しなくてはいけませんでした。

埼玉県のちょっと古めの物件に住んだときだけ、引越し費用を抑えたいということを伝えておいたら「鍵交換しなくてもOKですよ!」と言われたので、鍵交換はしませんでした。

トラブルを避けるために、鍵交換はしなくてはいけないものなので、女性や子どもが住む場合には鍵交換はしておいたほうが良いでしょう。

賃貸契約のまとめ

管理人が、埼玉県の2DKで5.6万円+共益費4000円くらいの賃貸マンションに引っ越ししたときの最安値の値段を紹介します。

敷金1ヶ月分 + 仲介手数料半月分 + 前家賃1ヶ月半分 = 家賃の約3ヶ月分

約16万円くらいで部屋を借りることができました。
その他に、引越し屋さんに頼んだため、2万5千円くらいの引越し料金がかかりました。

フリーレントの物件を探すことができたとすれば、10万円ちょっとで引越しすることができそうですね。
※フリーレントとは家賃の無料期間がある物件です。一般的には1ヶ月無料のところが多いです。

賃貸契約にかかる費用をローンにしてもらう

不動産屋によっては、敷金礼金や前家賃などの費用をローンにしてもらうことができます。
自社ローンなのか、提携しているローン会社だったのかは忘れましたが、一定の収入があればローンを組むことができます。

金利がどれくらいなのかは覚えていませんが、管理人も19歳の時に引越したマンションを契約する時に、親名義でローンを組んでもらいました。
支払いは管理人が自分でやったのですが、未成年ではローンを組むことができないので注意して下さい。

当然ですが、ローンを組めば利息がかかってしまいますので、できるだけ早く返済できるように頑張りましょう!

クレジットカードで支払う

クレジットカードを利用できる賃貸物件が増えているようですね。
クレジットカードなら今お金がなくても引越し費用を支払うことは可能だと思います。

しかし、翌月一括で払えるかというと無理だと思いますので、結局はリボ払いになってしまいます。
そうなると、利息がかかってしまいますので、分割払いやリボ払いにするならローンを組んだほうが金利が安くなる可能性がありますね。

ローンとクレジットカードのリボ払いのどちらがお得なのかということを、きちんを確認して起きましょう。

キャッシングして引越し費用を捻出する

ローンやクレジットカードと同じで、利息がかかってしまいますが、キャッシングをして引越し費用を捻出することが一番手っ取り早いかもしれません。

特に、家賃や光熱費、車のローンなどで毎月金欠になっている人も少なくはありません。
そのような時に、一番削れる部分が家賃です。

例えば、8万円のマンションに住んでいる人が6万円のマンションに引越しすれば、毎月2万円浮きます
金欠の人の2万円はかなり大きいですよね。

6万円の家賃なら、20万円あれば引っ越しできる物件を探すことができるので、20万円キャッシングして毎月2万円ずつ返済していけば、1年後には、生活が楽になります。

もっと家賃が高い人は更に余裕ができますので、「キャッシングの返済+貯金」ということもできるようになります。

まとめ

お金がないけど引っ越ししたいという人は、今の生活の収入と支出のバランスがあっていないと考えられます。
家賃が安くなれば、生活も楽になるという人もいるでしょうから、無理してでも引越ししたほうが、今後の生活を考えると良いのかもしれません。

ここで紹介したように、

  • できるだけ敷金礼金がかからないような物件を探してもらう。
  • ローンやクレジットカード、キャッシングを利用してでも家賃を安くする

家賃を安くして、生活費をできるだけ抑えるような生活をすれば、引越ししたい時に引越しできるだけの貯金をすることもできるようになります。

「借金して引っ越しするのはおかしい。」という人もいるかもしれませんが、今の家賃よりも安いところに引越すなら借金してでも引越しをして、支出を抑えるのは良いことです

基本的には、不動産屋はエイブルでOKでしょう。
他に仲介手数料が安いところがあるなら、そこでもOKです。
敷金礼金はどこの不動産屋でも同じ物件を扱っているなら、ほぼ変わらないと考えておけば良いです。
何より仲介手数料を重視して不動産屋さん選びをしましょう!