お金ない 夫婦で話し合い

家計簿をつけて、収入と支出のバランスを話し合う

ローンや月々の支払いで余裕が無い時は、精神的にも辛いことも多いかと思いますが、そういう時こそお互いが冷静になって乗り越えていきたいものです。

どこにどういう風にお金が減っていくのか、なぜ、これだけの額が必要なのかということは、具体的な根拠が無いと、話し合っても水掛け論に終わってしまう可能性も少なくは有りません。
この為、お互いが客観的に収支のバランスを考えるためにも、家計簿をつけて、必要経費を見やすくしましょう

こうしておくことで、削減できる部分も判りますし、削減できない部分もお互いに理解しやすくなります。
抽象的な話し合いではイライラしてしまうことも少なくはないでしょうが、根拠を伴った具体的な数字があれば、同じ意見を言うにしても説得力が違います。

数字がなければ、どこでどのようにお金がかかっているのかということは、主婦でもある奥さんが把握していることが多いですが、旦那さんは何となくしかわかっていないことがほとんどです。
「これくらいあれば足りるでしょ?何で足りないの?」と言われている奥さんも多いかと思います。

今後、お子さんを考えている時や、マイホームを考えている時は勿論、貯蓄プランや将来に備えての保険なども大事になってくるでしょう。
出来れば、そういった部分は話し合っておきたいものです。

どれくらいの貯金が必要で、どれくらい節約していかなければいけないのかということを数字を見せることでわかりやすいですし、旦那さんも協力しやすくなるでしょう。

固定費を見直して生活費を節約する

食費や遊興費用、その他衣服に掛ける費用などを見直しても、中々、家計が楽にならない時には、固定費として必要不可欠と考えていた部分についても、見直して見る必要がありそうです。
家計での固定費は、ローンやあればその返済額、マンション等であれば家賃などですが、このあたりを切り詰めるのは難しいでしょう。
しかし、収入に見合っていないマンションに住んでいる場合には、家賃を安くすることが一番手っ取り早いのは事実です。

他に、削減が可能な固定費としては、通信費や保険費用があります。

通信費は、電話代、インターネット代、携帯やスマホの費用がありますが、近年ではどれ欠かせなくなってきています。
スマホは格安SIMに変えたり、インターネット環境も見直せば、削減できる可能性はあります。

管理人はスマホを格安スマホに変えただけで、1ヶ月辺り約5000円は安くなりました。
年間にすると6万円になりますので、この分を貯金に回すと考えると中々大きい節約ですね。
格安スマホには、通信が遅い会社もあるのでどこでも良いというわけではないので、SIMを扱っている会社を決めるのは十分に検討しましょう。

保険費用についてはしっかりと考えておきたいもので、将来の備えだからと言って多く掛けても、それで家計が苦しくなるのは考えものです。
いざという時に保険から降りる分を貯蓄に回して置けるならばそれも選択肢ですから、今一度必要な保障を見直し、良く判らない部分で支出があるならば、そこは考えなおしてみてもいいでしょう。

例えば、医療保険は治療費や入院費を負担してくれるものですが、高額医療費制度を利用すれば、1ヶ月で最大約10万円の支払いだけになります。(最低収入の枠だと約8万円)
医療保険を支払っていても、若いうちに使うことはあまりないので、その保険料を貯金しておいて、急な出費にも対応できるようにしておくことで、無駄な出費が減ります。
生命保険に関しては、ファイナンシャルプランナーに相談するのが一番ですので、無料で相談できますので気になる方は相談しましょう!

生活費で節約できる部分はガマンする

生活費を削減する上ではやはり、ある程度のガマンは欠かせないものです。
ただ、極端に抑え込むとストレスになって精神衛生上良くないので、出来る範囲から始めていきましょう。

まず、食費面では節約するとなると、味わいのグレードが下がるというリスクがありますが、これは、インターネット通販を利用すれば料理の質は保ったまま、削減していくことも可能です。
インターネットを利用すれば、例えば米がよく採れる時期には農家さんが直送しているものを安く仕入れられたりします。

また、パスタなどの乾麺は保存が利きますから、ネットで良くある業務向けのものを探しておくのもベターです。

切り落としや不揃いの食品も出回っていますが、こういった物は、ハム類なら刻んでピザに載せるなど、工夫次第で上手に活用できるでしょう。
生活に必要な費用では、思うとおりに使えない場面は多々出てくると思いますが、まずは、我慢できるところから節約してみましょう。

また、外食などの贅沢は一切やめるようにすることです。
お子さんがいる場合には、外食することも多くなりますし、お出かけした時にファストフード店などでごはんを食べることも多くなるでしょう。

そういうときにでも、弁当を持っていくなどの節約はできます。
また、ジュースなどをコンビニで購入するのではなく、ドラッグストアなどで安く購入したジュースや麦茶などを水筒に入れて持ち歩くなどすることで、コンビニの高いジュースを買わないようにするだけで、財布のお金が減らないと感じることができるでしょう!

コンビニに寄ってしまうと、どうしてもいらないものまで購入してしまいますし、お菓子からジュースまで高いです。
そういった小さい買い物も減らすことで節約になりますので、コンビニによらないというのも一つの手ですね。

急な出費に対応できるように少しだけでも貯金をしていく

貯金があれば、困ったときには当座の必要資金を賄うことも可能なので、出来るだけ貯めていくようにしましょう。

保険に入っていたとしても、それが認可されて保険金が支払われるまでは時間がかかります。
また、冠婚葬祭もありますし、車の故障、家の修理など意外な時にお金がかかってくることは、確率的には消せるものではありません。

急な出費で家計に大打撃を被り、消費者金融に手を出すとなれば、その返済などで更に苦しくなってしまいます。
両親や親戚に借りるのも、できれば避けたいことでしょう。

ですから、家計をしっかりと見直して、余裕がある時には積極的に貯金に回して置くことは大切で、これは、将来や老後を考えてもやっておきたいことです。
将来、その貯金を使うこと無く残せているならば資産運用に充てることが出来ますし、一括払いの保険商品等も視野になってきます。

貯金をしておけば、それを担保にお金を借りることも可能と選択肢は増えますから、その点も考えておきましょう。

生活費が足りない時に節約スべきもの

不意の出費があったり、元々の生活費が少なかったりで、どうしても暮らしていくための費用を捻出できなくなった時には、削れるものを削るしかありません。
まず、生活を維持するのに不必要なものはずばっとカットしましょう。

お酒などの嗜好品、無くても困らない雑誌や書籍、おしゃれや趣味に必要な費用は可能な限り見直してみましょう。
それで駄目なら、食費や日用品への支出を見直します。

食費面では、やはり、外食は無くし、自炊するようにするのが節約では大切となってきます。
とにかく、財布の中あるお金を出してしまわないことが大切なので、毎日の買い物で気をつけるしかありません。
食事では上手く料理すればボリュームを出しても、費用を抑えることは可能なので、節約レシピなどは調べておいたほうが良いでしょう。

日用品では、必要か必要ないかをしっかりと見定めて、選ぶことが大切です。
買い物の際、車を使わないというのも、ある程度は節約に繋がるでしょう。

管理人が最近、感じているのが、100円均一(ダイソーなど)です。
やっぱり100円だと安く感じてしまいますので、お菓子から小物まで何でもポイポイ買ってしまう人が多いのではないでしょうか。

消耗品ならまだしも、あまり使わないものまでついつい買ってしまうこともありますので、年間通してみてみると意外と大きな出費になっていたりします。
安いから買ってしまいますが、いらないものやお菓子などの不要なものは買わないようにしたほうが良いでしょう。
お菓子は食べなくても生きていけますし、肥満の原因にもなりますので、極力食べないようにしたいですね!

まとめ

家計の財布を握っているのは奥さんであることが多いでしょう。
旦那さんからすれば、「自分の収入から生活費を出しているんだから文句を言うな。」という人もいます。
「どうして生活費が足りないんだ?」と言われている人も多いでしょうが、大富豪でもない限り、節約しなければ生活費が足りることはありません。

世帯年収が1000万円以上の家庭でもお金がなくて借金している家庭もありますし、世帯年収が300万円でも貯金して家を購入している家庭もあります。

住んでいる地域によっても物価が違いますから、都内で世帯年収が300万円で家を建てるとなるとかなり節約しているでしょう。
それでもできる人がいるので、あなたができないという理由にはなりません。
家計簿をつけるだけで、無駄が見えてきますし、夫婦で無駄を共有していらないところを削っていきましょう!